加工物を固定し、高速回転する刃物（切削工具）を当て、加工物の平面や側面、溝を削り取る加工方法です。
特に、角物（かくもの）と称される、直方体の切削加工に適しています。
また、フライス加工では平面削り、溝削り、正面削り、穴開け、側面削りなど多様な加工が可能です。

旋盤加工とは、材料を回転させた状態で工具を当てて工具刃物を当てて削り、穴あけ、切断などを行う加工です。
鉄、ステンレス、銅、アルミ、樹脂などと多種多様な材質の加工をすることが可能です。
また、材料を回転させて加工をするため、円筒形のものが向いております。
外丸削り、正面削り、穴開け、中ぐり、ねじ切り、心立て、突き切りなどが可能です。

切削刃を使用して、工作物にネジの螺旋を切り込む加工方法です。
ネジ加工には、外径ネジ加工と内径ネジ加工の2種類があります。工作物の外側にネジを切り込むか、工作物の内側にネジを切り込むかが違いとなります。
また、機械部品や機構部品の製造において、非常に重要な加工方法の一つでもあります。

ステライトとは、コバルトを主成分としており、約30%のクロム、4～15%のタングステンなどから構成される合金です。
特徴として、非常に硬く、優れた耐摩耗性や耐酸化性を持ち、それらはほとんど変化しない万能型耐磨耗合金ですが、ステライトの修理加工の技術も弊社は備えております。
添加材により、耐熱性にも非常に優れることも特徴です。

溶接とは、2個以上の部材の接合部に対して熱または圧力、もしくはその両者を加え、接合部が一体化された1つの部材とする接合方法です。
必要があれば溶加材を加えて、接合する場合もございます。

研磨とは、まず砥粒（細かい粒子）を加工材に乗せ、断続的にこすって表面部分を削ることにより、滑らかな状態へ加工する方法です。
外観の向上やサビや汚れ・付着防止など様々な目的で用いられます。